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『操縦不能』 内田 幹樹 (著)   新潮文庫



私の評価 : ★★★☆☆☆

『パイロット・イン・コマンド』『機長からアナウンス』などの著者です。
本物のパイロットが書いた、飛行機を舞台にした小説です。

北朝鮮の亡命者を乗せた飛行機が、陰謀により闇に葬られようとしていました。
それに気がついたのが、バーティゴでパイロットになれなかった望美。
パニックに陥るパイロットと交信し、地上から飛行機を導きます。
彼女の信念というのが伺えます。
何度もダメだと思い、そのたびに勇気を振り絞る姿が痛々しかったです。

ただ、著者がパイロットだったせいか、機械の名前や飛行状況などが専門的すぎます。
よく分からない化学記号を並べている感じです。
言葉が分からないので、実際の状況がイメージできないことが多かったです。
また、彼の書く本は登場人物が多すぎて、全く人が覚えられません。。。(私だけ!?)
毎回のことなんですが、もう少しシンプルにしてくれたほうがありがたいです。

ハードもあるので、プレゼントにはこちらですね♪




JUGEMテーマ:読書



| ワクワクする本 | 22:33 | comments(82) | - |
『狐笛のかなた』 上橋 菜穂子 (著)  新潮文庫



私の評価 : ★★★★☆☆

『精霊の守り人』を読み、あまりにも面白かったので、上橋さんの本を読むことにしました。
守り人シリーズとは違うんですが、子供が読んでも面白い本になってました!

不思議な力を持つ小夜。
彼女の、静かで幸せな暮らしを崩したのは、母から受け継がれた血でした。
「聞き耳」の力のせいで、少しずつ運命の歯車が狂っていった小夜。
だけど、運命に翻弄されることなくまっすぐに進む姿が、なんだかいじらしいんですよ!!
野火と出会って、また二人の関係が微妙で、読み終わったあとホッコリとした気持ちになります。
子供が読むのにぴったりなのに、大人でも楽しめるのが上橋さんの本の特徴だと思います。

プレゼントにはハードのほうがいいかもしれませんね!







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| ワクワクする本 | 02:18 | comments(0) | - |
『モンキームーンの輝く夜に』 たかの てるこ (著)   幻冬舎文庫



私の評価 : ★★★★★☆

たかのてるこさんの旅行本!
今回の場所はラオス。
彼女の本は、女性一人で旅をするパワーと、現地での出会いが気持ちいいほど明確に表現されています。
シノヤンとの出会い、そしてビビッと恋に落ちてしまうところが乙女心を刺激しました。
分かる!!と納得できたりして。
旅行をしていて、一番信じられるのってフィーリングだよなぁ〜と、自分のことのように読み進めます。
一人旅なんて!と思う人にも、是非読んでもらいたいです。

ただ、私もラオスを旅をしたので物価など分かる分、作者の旅は結構リッチな旅だなぁと思いました。
1泊1000円の宿なんて、すごく贅沢な感じです。
安宿では1泊300円程度だったので。
ラオス国内で飛行機に乗ったりというのもそうですが、やっぱりバカンスなんだなぁ〜というところが垣間見えた点が残念でした。


JUGEMテーマ:読書


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| 旅行の本 | 00:37 | comments(0) | - |
『しゃべれどもしゃべれども』 佐藤 多佳子 (著)   新潮文庫



私の評価 : ★★★★★☆

TOKIOの国分太一さんが、映画でやったので知っている人も多いと思います。
その文庫版です。

不器用で一本気な落語家の三つ葉と、それぞれの人生に悩んだ3人。
ひょうんなことからこの3人に落語を教え始め、それぞれの人生のバックグラウンドを垣間見ることができます。

元野球選手で口下手な男。
東京で大阪弁を貫く小学生。
恋に失敗して殻に閉じこもっている女。

主人公は、やっぱり落語家の三つ葉なんでしょうが、話をひっぱているのは、この問題児小学生だと思います。
生意気で子供っぽいのに、ふとしたところでは、並の大人より大人な子。
カレの背負っている悩みは、大人からすればたいしたことがないようなことなのに、小学生のカレにとっては精一杯、肩肘張って生きている証拠だったりします。
そんなカレを、本を読みながら必死に応援してしまいました。
ちょっと涙してしまったりも。(笑)

なにかを必死に頑張ることって、自分を確かめる手段なんだなぁ〜と実感できる作品です。


DVDで見たい人はこちら。
また、違った味わいがあります。
落語調を耳で感じることができるのもいいですよ!



JUGEMテーマ:読書


| 人生を考える本 | 17:56 | comments(0) | - |
『精霊の守り人』 上橋 菜穂子 (著)   新潮文庫



私の評価 : ★★★★★★

児童文学というジャンルなんだそうですが、大人が読んでもすごく楽しい冒険物です。
バルサと皇子チャグム、そしてその周りの人々。
冒険・呪術・精霊・・・と、子供の頃ワクワクした全部があります。

皇子として育ったチャグムが、逃亡しながら成長していく様子がグッときました。
しゃべり方が変わり、なにもできなかった子が自分を守るために武術を学ぶ。
人間として当たり前のことを、初めて体験していく様も好きです。
きっと子供が読んだら、そんな部分より冒険のワクワクに興味をひかれるはずです。
だけど、私が大人だからこそ、小さなチャグムの成長を感じ取ることができたんだろうと思います。
この本には続きがありますが、1冊完結なので苦もなく読むことが可能です。

ただ、架空の世界の話なので全ての名前がカタカナ名なのに、青弓川だけがなぜか日本名。
これがどーしても気になってしまいました。
これも大人ならではの柔軟性のなさかも・・・(汗)


私は通勤中に読むため文庫で買いましたが、子供さんへのクリスマスプレゼントには、ハード本のほうがおすすめです!




JUGEMテーマ:読書


| ワクワクする本 | 19:02 | comments(0) | - |