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『水の時計』 初野 晴 (著)  角川文庫


私の評価 : ★★☆☆☆☆

ミステリーというか、ヒューマン小説というか、、、という感じです。

脳死・臓器移植・家族・生きること。
それぞれが絡み合って、私たちにたくさんのことを考えさせます。
自分の臓器を提供する少女と、それを運んでいく少年。
臓器を貰う、違った境遇の人たち。
みんなに人生があって、なにが幸せかは人には分からないなぁと思いました。
非現実的な背景があるので、身近には感じませんが、主人公の少年の苦悩は伝わってきます。
ドナーからどんどん臓器がなくなっていき、それでも臓器提供を希望する脳死のドナー。
ちょっと怖いような気持ちにもなりました。

それでも、最後の臓器を提供し終わり、本当の死がやってきた少女と、臓器を運びつづけた少年の未来がどうなるのか、、、微妙なところで結末しているのが、なんだか物足りない気持ちになりました。




| 考えさせる本 | 20:26 | comments(2) | trackbacks(2) |
『日蔭の村』  石川 達三


私の評価 : ★★★★★☆


とっても古い本ですが、奥多摩湖に沈んだ村を描いたものです。
私がこの本を読もうと思ったのは、実際に奥多摩駅から奥多摩湖まで歩いたときに見た1つの石碑がきっかけでした。
東京の水瓶である奥多摩湖に、人知れず流した涙があることを知り、この中に沈んだ村のことを知りたいと思いました。

本には、沈んでいく村を悲しむよりも、もっともっと現実的なことが書かれています。
いつかは沈むと言われ、農作業をする気のなくなった人々。
確かに、せっかく作物を育てても、収穫前に立ち退きになるなら作りませんよね。
それが、何年にも及んだ結果、、、村は荒れ放題になり、借金ばかりが増えた農村。
小河内部落の結末は、感傷よりも、ようやくダムになるという安堵のほうが大きかったのかもしれません。
すごく悲しい話です。

山間の、日も当たらなかった部落。
東京の日蔭になった部落。

故郷を去らなければならなかった人の、淋しさと現実が現れた本でした。



| 考えさせる本 | 20:48 | comments(0) | trackbacks(2) |